Illustratorで黄金比を描く Divine proportion

Illustratorで黄金比で構成されたパスを描く方法を解説します。





STEP1
スパイラルツールを選択して、塗り「なし」、線「ブラック」、線幅「1pt」に設定します。


STEP2
クリックして[スパイラル]ダイアログボックスが開いたら、[半径:100mm][円周に近づく比率:61.8%][セグメント数:8][スタイル:反時計周り(右のボタン)]に設定して、[OK]ボタンをクリックします。



STEP3
長方形ツールを選択して、aのアンカーポイントの上でクリックします。



STEP4
「スパイラル」ダイアログボックスが開いたら、[幅:100mm][高さ:100mm]に設定して、[OK]ボタンをクリックします。



STP5
正方形のパスが選択状態のまま、[オブジェクト]メニュー→[変形]→[拡大・縮小]を選択します。



STEP6
[拡大・縮小]ダイアログボックスが開いたら、[縦横比を固定:61.8%][線幅と効果を拡大・縮小]のチェックを外して、[コピー]ボタンをクリックします。



STEP7
コピーした正方形のパスが選択状態のまま、[オブジェクト]メニュー→[変形]→[変形の繰り返し](command+D/Ctrl+D)を6回適用します。


STEP8
コピーした7つの正方形を図の位置に移動したら完成です。



この作例から[スパイラル]ダイアログボックスの[半径]の値で最初のセグメントの幅と高さのサイズを設定して、[円周に近づく比率]で次のセクメントのサイズを設定していることが理解できると思います。
例えば、[円周に近づく比率:100%][セグメント数:4]に設定すると、円形のパスになり、[円周に近づく比率:100%][セグメント数:2]に設定すると、半円のオープンパスになります。


コメント

このブログの人気の投稿

Photoshopでスマホの影を消す方法

IllustratorでQRコード画像をパスに変換する