Illustrator CS6とCS5.1で迷路をオートトレースしてみた


CS6のオートトレース機能が強化されてトレース精度が向上しました。
ですが、下図のような下絵に限っては、古いバージョンの方が都合が良いようです。


CS5.1は、「ぼかし:0」「誤差の許容値:0」「最小エリア:0」の設定でトレースします。


CS6は、「曲線を直線にスナップ」を有効にして「パス:100」「コーナー:100」の設定でトレースします。


次の図は、それぞれトレースして拡張した結果です。
どちらもそこそこトレースできますが、完璧ではありません。


すべての線を正確な水平・垂直線に修正するとき、CS5.1は[オブジェクト→パス→単純化]だけで解決します。これは、線はガタガタでもアンカーポイントが正確なコーナーの位置にあるからです。


一方、CS6はアンカーポイントの位置をコーナーごとに修正しなければならないので、手間がかかります。

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